ACマスターカードは、株式会社アコムが提供する消費者金融のクレジットカードです。
利用する最大のメリットとも言えるところが、申込したその日のうちにカードの受け取りができるいうところです。
また、消費者金融ならではとも言えるのが、ACマスターカードはカードローン機能付きのクレジットカードであるという点です。
他社のクレジットカードではキャッシング枠はあくまでオプションという考え方ですが、ACマスターカードはカードローンにショッピング枠がついているイメージで考えると良いでしょう。
本記事では、ACマスターカードの基本情報から最短で発行する手順などを詳しく解説していますので是非お読みください。
ACマスターカードは、カード発行が可能かを判断出来る「3秒診断」というシミュレーションがあるので、申し込み前にシミュレーションすることをおすすめします。
公式 ACマスターカードの3秒診断はこちら
ACマスターカード即日発行の流れ|申込から最短1時間で発行可能
ACマスターカードを利用するメリットとしては、申込を行ってから早くて1時間程度でカードの受け取りができるという点にあります。
ACマスターカードの即日発行は難しい手順ではありませんが、契約に必要な情報や書類があります。
不備で時間をロスするのはもったいないため、できるだけ早く発行するためのコツやポイントを以下にて詳しく解説していきます。即日発行までの全体の流れを見ていきましょう。
全体的な流れはいたってシンプルです。申込から契約までをインターネットで済ませておき、カード受け取り時に無人契約機へ移動して受け取りをするという流れになります。
申し込みはスマホかPCを利用してインターネットからの申し込みが早くておすすめ
まず、申し込みを行うには、3つの方法があることを知っておきましょう。
ACマスターカードの発行申請はスマホやパソコンからアコムのサイトから行います。「お申し込み」で入力を求められるのは以下の情報です。
- お客様情報
- ご自宅情報
- お勤め先情報
- 他社お借入れ状況(キャッシングやカードローンのみ)
- 希望限度額/カードの利用上限額(1~800万円で後から変更可)
- 審査通知・お申し込み内容確認の連絡先(携帯・自宅・勤務先のいずれか)
- 暗証番号(数字のみ4桁)
この中で入力内容が難しいのは「お勤め先情報」になります。
お勤め先情報では、会社名や事業内容の他にも社員数(およその人数で可)や保険証の種類など、すぐに思い出しづらい情報が多くあります。
カードの審査には正確な情報が求められるため、急いでいる場合は焦っているかもしれませんが、勤務先の情報は慎重に確認して間違いが無いように入力してください。
入力した情報を間違うと審査の時間が長引く可能性が高いので、入力は正確に行いましょう。
また、「お客様情報」で入力する電話番号やメールアドレスは審査から契約まで利用するので、その場で確認しやすい番号やアドレスにしておくことがおすすめです。
アコムはスピード審査に力を入れているだけあり、申込不備があれば、すぐにこの写真のようなメールが届きます。
このメールが届き10分程度、こちらから連絡しなかった場合は、携帯電話の方へ電話が掛かるので、申込情報は正確に入力しましょう。
また、ACマスターカード申し込み中は常に連絡が取れるようにしておきましょう。
審査結果を聞いたあとはすぐに書類のアップロードを行うこと
必要情報を入力して申し込みをすると、最短30分で仮審査が終わります。
今回の検証では申込から仮審査の結果が届くまでにかかった時間はわずか2分でした。
審査結果は合否に関わらず、電話かメールで通知されるようですが、基本は電話での対応になることが多いようです。
メールで審査結果が来る場合は、電話が繋がらなかったり、申し込み内容に不備があった場合です。
電話通知もしくはメール通知後の折り返し電話(通話料金無料)をすると、カードの種類確認と申し込み者の本人確認が行われます。
カードの種類については、申し込み段階ではACマスターカードの申請ではなく、アコムの申し込みとして受け付けているので、必ずACマスターカードの申し込みであることを伝えましょう。
ここは非常に重要です。本審査に入る前に電話が掛かってくるので、必ずACマスターカードの申込であることを伝えましょう。伝えない場合、自動でアコムのカードローン契約になります。
申込者の本人確認については、オペレーターが電話で名前や住所、電話番号などの質問を行い、申し込み内容と食い違いがないか申込者が本人であるかの確認が行われます。
そして、申込者の本人確認が取れると、そのまま契約手続きに関する案内がされます。
次に本人確認のために必要な書類と提出方法の説明を受けます。
提出方法はスマホアプリ、Webアップロード、FAX、郵送の4つです。
契約を店舗で行う場合は本人確認書類のアップロードは必要ありません。
運転免許証などの本人確認書類を店舗に持って行けば、自動契約機でスキャンして提出することになります。
本人確認のために必要書類は以下のものになります。
本人確認書類の提出で注意点があります。
スマホアプリから本人確認書類を提出する場合は、上記本人確認書類1点の提出だけで済みます。
しかし、公式ホームページや店舗の自動契約機で本人確認書類を提出する場合は、上記本人確認書類が2点必要になります。
公式ホームページや店舗から申し込みや審査を行う場合は、本人確認書類を2点用意してください。
また、「希望限度額を50万円以上」に設定した人や「他社の借入額と今回の希望限度額の合計が100万円以上」になる人は、本人確認書類とは別に収入証明書を提出する必要があります。
通常クレジットカードのショッピング枠のみを契約する場合は収入証明書の提出を求められることは、ほとんどありませんが、ACマスターカードの場合は別です。
ACマスターカードは、キャッシング枠が必ず付帯されるためカードローンの契約も行われます。
その為、貸金業法では以下のように定められていますので、上記の条件に該当する方は必ず提出が求められます。
(返済能力の調査)
第十三条 貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。
引用元:貸金業法(昭和五十八年法律第三十二号)
~中略~
一 次に掲げる金額を合算した額(次号イにおいて「当該貸金業者合算額」という。)が五十万円を超える場合
~中略~
二 次に掲げる金額を合算した額(次条第二項において「個人顧客合算額」という。)が百万円を超える場合(前号に掲げる場合を除く。)
収入証明書を出すのが面倒という方は、申し込み時の希望金額を10万円程度にしておきましょう。
収入証明書にあたるのは主に以下のもので、全て最新もしくは直近に発行されたものでなければいけません。
一番簡単な方法は、必要書類が1点かつその場の撮影で提出できるスマホアプリ利用すると良いでしょう。
デメリットとして、その場でカメラが起動して撮影を行う必要があるため、上手く撮影できないと本人確認ができずに審査が進まない場合もあります。
アコムの公式ホームページからのアップロードなら2点の書類提出が必要となりますが、カメラロールから選択できますので、あらかじめ撮影しておいたデータのアップロードも行えます。
契約内容の確認通知を行えば契約完了する
必要書類の提出が確認されると、メールアドレスに契約内容を確認に関するメールが届きます。
記載されたリンクから専用サイトに飛ぶと契約内容の最終確認が出るので「同意する」を選択すると契約が完了します。
カードを郵送して貰う場合は、契約完了から1週間前後で自宅に郵送されます。
すぐにカードが欲しいという方は、最寄りのアコムの自動契約機に行き、カードを発行して受け取りましょう。
自動契約機に行ってカードを発行すれば手続き終了
自動契約機での契約、カード発行する方は、本人確認のための必要書類2点が必要です。
収入証明書を提出した人は、収入証明に使った同じ書類が必要です。
既にスマホアプリやWEBで契約を完了している方は、最寄りの自動契約機に行ってスピーカーから聞こえるオペレーターの指示に従ってカード発行を行います。
まず、画面から「受付開始」を押した後「会員の方」を選択して、名前と携帯電話を入力します。
次に必要書類を、本人確認として自動契約機の読み取り箇所に置きます。
この時の注意点として、スマホアプリでは保険証も1点のみでも問題ありません。
しかし、自動契約機では本人確認書類が保険証の場合は、もう1点書類の提出が必要になります。
ですので、自動契約機の場合は、保険証以外の本人確認書類を読み取らせる方が手間がかかりません。
また、収入証明書を提出した人は必要書類と同じく収入証明書を読み取り箇所に置きます。
その後、オペレーターの案内で口頭による本人確認と備え付けのカメラによる顔認証が行われます。
オペレーターの指示に従ってマイクでの回答や既定の箇所に顔を合わせてください。
最後に契約内容の確認と暗証番号の入力が済むと、契約書類とカードが発行されて手続きが完了します。
自動契約機でのカード発行手続きは30分前後で完了しますが、契約からカード発行までを自動契約機で行う場合は、手続き完了までに最短で1時間程度の時間がかかります。
全行程が終わるまでに1時間程度かかることを考えると、20時までにネット上での手続きを終えておくと、自動契約機での発行が問題なく行えます。
自動契約機の営業時間は9時から21時までで、年中無休で開いています。
電話連絡時に空いてる店舗をオペレーターに確認するとよいでしょう。
カード取り扱い口からカードが発行されたら、すぐに利用することが出来ます。
ACマスターカードのメリットやデメリットと支払い時の注意点
ACマスターカードはアコムのクレジットカードです。アコムのカードローンやキャッシングの機能が付いています。
カードローンやキャッシング機能は取り外しができまんせが、これらの機能を利用しなければクレジットカードとして便利に利用できます。
ご利用限度額(ショッピング) | 10万円~300万円 (キャッシングと合わせて800万円まで) |
ご利用限度額(キャッシング) | 800万円 |
リボ払い金利 | 10.0%~14.6% |
キャッシング金利 | 3.0%~18.0% |
返済方式 | 定率リボルビング方式 |
締め日 | 毎月20日 |
支払い日 | 35日ごと |
ACマスターカードを選ぶ最大のメリットは即日発行に対応していること
数あるクレジットカードの中からACマスターカードを選ぶ時は、どれだけのメリットがあるのかを確認しましょう。ACマスターカードのメリットを詳しく解説していきます。
ACマスターカードの一番のメリットは、急用でクレジットカードが必要になった時にネット上の手続きと自動契約機(むじんくん)を併用すれば、クレジットカードが即日発行されて申し込み当日にカードを利用できることです。
通常のクレジットカードは、申し込みからカードを受け取るまでに1週間以上かかりますが、ACマスターカードは即日発行できるのが大きなメリットです。
契約手続きから発行までの時間も最短1時間程度で終わりますし、ネット上で申し込みから審査、契約までを進められる手軽さもあるので、作りやすいクレジットカードです。
ACマスターカードは年会費が無料です。
カードを発行しても無理に利用する必要はないので、サブカードとして持っておいても便利です。
ACマスターカードの国際ブランドはMastercardなので、世界中の加盟店でACマスターカードが利用できます。
ACマスターカードは2017年3月から利用特典として、ショッピングで利用した金額から0.25%が自動的にキャッシュバックされるようになりました。
10万円利用すれば25円が返って来ます。
金額的にはそれほど多くないように感じるかもしれませんが、利用頻度が上がったり、利用金額が大きくなるほどお得になるシステムです。
ACマスターカードでは利用明細書がアコムのインターネット上で確認できるWEB明細になっており、基本的に利用明細書が自宅に郵送さることはありません。
利用明細書が自宅に郵送されて家族の目に留まることなく利用できることは、人によっては大きなメリットになります。
WEB明細ではなく、利用明細書を郵送して欲しい場合は、会員ログイン後に「交付書面の受取方法登録・変更」を行うことで自宅や勤務先に利用明細書を郵送してもらえます。
ACマスターカードのデメリットはポイントがつかず家族カードやETCカードの発行はなし
ACマスターカードのデメリットは、利用ポイントが付かないことと、ETCカードや家族カードの紐付けができないです。
ETCカードや家族カードが必要ない方には問題ありませんが、利用ポイントが付かないのは大きなデメリットです。
ACマスターカードはショッピングすることで0.25%のキャッシュバックを受けられますが、それ以外の特典はありません。
他のクレジットカードはショッピングする度にポイント付与され、0.25%のキャッシュバックよりもポイント効率が良い場合が多くなっています。
高額な買い物ならキャッシュバックの恩恵も大きくなりますが、主な用途が普段の買い物である人は、ポイント付与の方が使いやすいです。
サブのクレジットカードとしての使い方であれば、あまり気にならない点ですが、メインのクレジットカードとして長く使っていく場合は、利用ポイントが付かないのは大きなデメリットです。
クレジットカードの中には高速道路の料金所で使えるETCカードを追加で申し込めるところもありますが、ACマスターカードはETCカードを追加で申し込めません。
また、クレジットカードの申し込み者に配偶者や子ども(18歳以上)がいる場合、審査なしで発行できる家族カードを追加できるところもありますが、ACマスターカードは家族カードも追加で申し込むことができません。
ACマスターカードは、上記2つのカードを追加できないので完全に個人用のクレジットカードとして利用するしかありません。
ETCカードや家族カードが欲しいという方は、別のクレジットカードを検討しましょう。
ACマスターカードの支払いはリボ払いのみ|使いすぎには注意しよう
ACマスターカードを利用する際に注意しないといけないのは、支払い方式がリボルビング払い(リボ払い)のみになっていることです。
リボ払いは、他のクレジットカードの支払い方と比べると特殊な支払い方法です。
人によってはリボ払いの方が使いやすいということもあります。
しかし、リボ払いの仕組みがわかっていないと大きなデメリットが生じることもあるのでリボ払いの注意点を解説します。
リボ払いとは、先に毎月の支払い金額を設定しておいて、買い物した時の支払いを設定した金額を毎月支払いしていく方法ですです。
例えば、支払い金額を10万円に設定した人が期限までにカードで30万円の買い物した場合、1ヶ月で30万円を払うのではなく、翌月から1ヶ月10万円ずつ支払っていきます。
この時、ACマスターカードでは支払い金額を越えると手数料として金利が発生するので、上記の場合で返済が完了するのは3ヶ月後ではなく4ヶ月後になります。
上記の支払額は金利手数料(利用金額残高×金利×利用日数÷365)が発生します。
毎月支払う10万円の内訳は「利用金額残高に対して支払う金額(10万円-金利手数料)」+「金利手数料」という形で払っていくので、完済には4ヶ月かかります。
店頭でクレジット利用した時も自動的にリボ払いになりますので、ボーナス一括払いや分割払いの選択はできません。
分割払いができない店舗でもリボ払いは一括払い扱いとして利用できるので、大きな金額の買い物も分けて支払えるメリットがあります(リボ払と分割払いは別の支払い方法です)。
しかし、毎月の支払い金額が低いと数ヶ月に渡って支払っていくことになります。
その分、支払う金利が増えるので、結果として多くの金額を支払うことになるというデメリットが発生する可能性があります。
ACマスターカードのリボ払いによる金利手数料を発生させない方法は2つあります。
1つ目は毎月の利用金額を設定した金額以下に収めることです。
ACマスターカードの金利は利用金額残高を参照するものなので、一回の支払いで利用金額残高がゼロになれば、手数料が発生することはありません。
つまり、設定金額をクレジットカードの上限(10万円なら10万円以内)として考えて利用すれば、通常のクレジットカードの一括払いと同様の利用法になります。
2つ目は支払い日までに利用金額残高を全て支払い切ることです。
ACマスターカードは毎月20日を締め日、翌月の6日(土日祝日の場合は翌日)で支払いというサイクルになっています。
もし、設定以上の金額を20日までで利用してしまった場合、6日の支払いが来るまでに利用金額残高分を全支払えば手数料を発生させずに済みます。
利用金額残高は6日以内であれば何回でも支払えるので、1回で払い切ることは考えなくても大丈夫です。
ACマスターカードの申し込みや審査は比較的簡単で利用しやすい
ACマスターカードは、すぐに利用できることは魅力ですが、契約するためには申し込み条件を満たして審査に通らなくてはなりません。
ACマスターカードの申し込み条件や審査で見られる項目を解説していきます。
ACマスターカードは学生の方でも20歳以上でアルバイトやパートをしている方であれば利用できるので、申し込みのハードルは低いです。
会社から毎月給料を貰っているという方であれば、これは安定した収入となります。アルバイトやパートで1日でも勤務実績があれば申込することができます。
毎月、配偶者から生活費等を安定的に貰っている専業主婦(夫)の方は、安定した収入に見えますが、本人の収入とはならないため、安定した収入として見られません。
学生も同様で、親の仕送りで一定金額を安定して振込をしてもらったとしても、これは安定した収入とは見られません。
大学生や専門学校生でアルバイトをしている方ならカードを発行できる対象になります。
ACマスターカードは、20歳以上でアルバイトでも収入があれば利用できる面を考えると、審査はあまり厳しくないと想定できます。
また、申込条件が低く、幅広い層が利用しやすいという点は非常にメリットです。
アコムの在籍確認は個人名で会社に電話が掛かってくる
ACマスターカードは審査を行う過程で在籍確認があります。
在籍確認は、申込者が入力した会社に本当に勤めているかをアコム側が会社に電話で確認することです。
在籍確認する目的は、本人に返済能力があることを確認するために行われます。
電話連絡で聞かれることは、申し込み者本人が会社に在籍しているかを確認するだけなので、申込者の役職や評判など余計なことを聞かれることはありません。
また、申込者本人が電話に出られなくても、会社側で電話対応した人から在籍確認ができれば審査は終了します。
・申込者Aさんの在籍確認で電話対応した人が「Aは本日不在です」や「Aは現在外出しています」という返答でもアコムは在籍確認できたと判断します。
ACマスターカードに申し込んだ時、会社が休日で誰も電話に出られなかったり、そもそも会社が個人宛の電話は取り次いでいなかったりした場合でも即日発行できないわけではありません。
申し込み後、オペレーターとの電話のやり取りで、当日在籍確認ができない意図を伝えて相談すれば、書類での在籍確認で対応して貰える場合もあります。
電話での在籍確認の代わりとなるのは、源泉徴収や保険証など、申し込み時に入力した会社へ勤務していることが証明できる書類を提出することです。
これらの書類提出もスマホアプリやWebアップロードなど必要書類の提出と同じ方法が使えます。
ACマスターカードの審査は、申込条件を満たして在籍確認できれば、ほとんど人は審査に通ると思っていいでしょう。
ただし、申込条件と在籍確認の2つに問題がなくても審査に通らない可能性があります。
それは、過去のクレジットカードやローンの取引を記録している「クレジットヒストリー(クレヒス)」で事故情報が載っている人です。
事故情報は支払い遅延をしたことで警告や利用停止などを受けた記録で、この情報を含めてクレヒスは全てのクレジットカード・カードローン会社で共有されています。
そして、クレヒスに事故情報がある人はブラックリストに載っている状態となり、返済能力に対する信頼が無いと判断されます。
ACマスターカードの審査でも、このクレヒスの事故情報は審査の過程で参考にされますので、ブラックリストに載っている場合はカード発行ができません。
クレヒスに問題がなく、全ての条件が整っているならACマスターカードの審査は最短30分で終わります。
審査を最短で終わらせて貰うには「お申し込み」で入力する項目を埋められるだけ埋めておくことがコツになります。
情報の精度が高いと審査担当がスムーズに判断できるので、任意となっている項目でも入力できる項目は全て埋めておいてください。
3秒診断は年齢・年収・他社借入の入力だけ
アコムの公式サイトにはアコムでの借り入れが可能かを判定する「3秒診断」のツールが設置されています。
ACマスターカードの診断では「他社の借り入れ状況」の入力項目も入力する必要があります。
本審査での基準に含まれるので、このツールで借り入れ可能と判定された場合は審査に通る可能性が高くなります。
診断に使うのは「年齢」「年収(総支給額)」「カードローン他社お借入状況」の3つです。
カードローン他社お借入状況はクレジットカードによるショッピングや銀行の借り入れをではなく、カードローンやキャッシングの借入のことを指しています。
3秒診断は手軽に借り入れが可能かを判断するためのツールなので、実際に申し込みをして審査が進むと、診断とは違った結果になることもあります。
他社借り入れが多過ぎると、審査に通らないことはもあります。
実際に3秒診断に入力する条件を仮の情報にして、他社借入がどのくらいあると審査に通らないのかをテストしました。結果は下記の通りです。
年齢 | 年収 | 他社借入OKライン |
---|---|---|
30歳 | 350万円 | ○ 116万円 × 117万円 |
22歳 | 100万円 | ○ 33万円 × 34万円 |
60歳 | 600万円 | ○ 199万円 × 200万円 |
40歳 | 72万円 | ○ 23万円 × 24万円 |
基本的に他社借り入れが0円であれば上記のいずれの条件でも借り入れ可能と判断されます。
反対に借り入れ可能か判断できないのは、年収に対して他社借り入れ額が約3分の1以上ある時です。
年収600万円で他社借り入れ200万円なら他を追加しても返済できそうに見えますが、診断では借り入れ可能か怪しいとされます。
他社借り入れが年収の3分の1以上であれば、ACマスターカードの審査に落ちる可能性があります。カード申し込みの前に3秒診断を利用して審査に通るか否かの参考にしましょう。
公式 ACマスターカードの3秒診断はこちら